勤務地:深セン
対応分野:特許、営業秘密、集積回路のレイアウト設計、不正競争、商標、コンピュータソフトウェア著作権など
技術分野:
使用言語:中国語、英語
略歴:
山東大学法学修士、広東君之泉法律事務所パートナー。特許、営業秘密、不正競争、競業避止などの分野に10年以上の訴訟・非訟経験があり、ファーウェイがSolarEdgeを訴える特許侵害シリーズ案(訴訟中差止命令が下り、2020年広州知識産権法院十大典型的な案件に選ばれた)、匯頂科技が極豪科技等を訴える特許権侵害紛争案件(予備的差止命令が下りた)、Staples特許無効行政訴訟再審案(2017年指導的な意義のある典型的な知的財産権案件に選ばれた)など、多くのハイエンドな知的財産権訴訟案件を代理し、豊富な知的財産権訴訟経験を持っています。また、企業知的財産権コンプライアンス構築、企業情報セキュリティコンプライアンス構築、企業特許戦略、企業商標管理システム、オーダーメイドされた研修など、複数の企業に知的財産権非訟業務を提供しています。
2010年6月に山東大学から卒業し、学士学位を取得し、2013年6月に山東大学から卒業し、修士学位を取得しました。
2015年に弁護士資格を取得しました。
ハイライト:
典型的な案件:
1.ファーウェイとサムスンとの間の標準必須特許と非標準必須特許(SEP・NSEP)侵害シリーズ案では、深セン市中級人民法院の(2016)粤03民初840案でファーウェイが勝訴し、サムスンには、製造、販売、販売の申し出、使用によるファーウェイの特許権(ZL201010137731.2)侵害を直ちに停止するよう命じるSEP差止命令が出され、ファーウェイの主張が支持されました。この重要な勝利により、ファーウェイがシリーズ案で交渉する時の優位性が明らかになり、このシリーズ案で最終的な勝利を収めるための大きな貢献だと言えます。
2.ファーウェイとSolarEdgeとの間の特許侵害紛争シリーズ案では、3つの案件がいずれも勝訴となり、1件は2019年広州知識産権十大典型的な案件に選ばれ、1件には訴訟中差止命令が出されました。
3.匯頂科技と極豪科技との間の特許権紛争では、匯頂科技は予備的差止命令を頂きました。これは、今までに全国では有数の法院から支持された予備的差止命令の1つでした。
4.広聯達科技と海数宝科技との間の特許侵害訴訟では、広聯達科技の代理として深セン市中級人民法院、広州知識産権法院、北京市知識産権局でのその一連の特許侵害訴訟、行政処理案件に参加しました。最終的に海数宝科技が訴訟を取り下げ、顧客は完全勝訴しました。
5.愛旭科技及びその子会社の代理として佛山、義烏などでのその一連の競業避止紛争案に参加し、敗訴ゼロで終わり、顧客の正当な権利と利益が守られました。
6.国際芸能有限公司の代理としてユニバーサル・ミュージック・グループの商標無効宣告請求に対処し、最終的に商標評審委員会は、ユニバーサル・ミュージック・グループの無効請求を支持せず、が「J5」図案に対するその先の著作権を侵害しており、また、その所属タレント「Jackson 5」バンドの氏名権と先の商品化権を侵害しているというユニバーサル・ミュージック・グループの主張に対して、当所は力強い的確な抗弁を行いました。商標評審委員会は、2019年に商標の有効性維持の裁定を下しました。
7.深セン市遷唐飲食合名会社と福田区人民政府、福田区安全生産監督管理局との間の行政罰紛争案では、遷唐側の代理としてその塩田区人民法院、深セン市中級法院での一審、二審行政訴訟案に参加しました。最終的に法院は福田区人民政府、福田区安全生産監督管理局の出した行政罰を取り消し、顧客の正当な権利と利益が守られました。
8.陝西予路行知と上海予路との間の商標権侵害・不正競争紛争案では、陝西予路行知の代理として専門性のある法的意見を示し、最終的に法院は上海予路の懲罰的損害賠償請求を支持せず、顧客は数百万元の賠償をせずに済み、顧客の利益が大いに守られました。
9.フォックスコンiPadケース特許権帰属紛争案では、深セン富泰宏精密工業有限公司の代理として東莞市冠迪皮具有限公司等が起こした特許権帰属紛争案に対処し、一審、二審、反訴を経て、顧客は本訴で勝訴し、また、反訴では顧客が相手側のもう1件の実用新案の特許権の共有者であることが確認されました。
10.美賽達科技と広聯賽訊との間の営業秘密侵害紛争案では、美賽達科技の代理として深セン市中級人民法院でのその訴訟案件に参加し、最終的に顧客は勝利しました。
11.思立微電子科技が匯頂科技に対して悪意で知的財産権訴訟を起こす損害責任紛争案では、匯頂科技の代理として応訴し、一審、二審で法院はいずれも当方の管轄権に関する異議申し立ての理由を支持し、匯頂科技はこの案件で勝ちました。
12.H社のIPO手続きで競合他社からの国内特許侵害訴訟と無効請求への対処に協力し、最終的にH社がIPO審査に合格しました。H社は、上場手続きを行う間、競合他社から訴額が億元レベルである複数の国内特許侵害訴訟を提起されました。林燁弁護士は、国内・海外の訴訟リスク、係争特許の無効可能性などについて専門性のある法的アドバイスを提供し、最終的に顧客は「訴訟中の審査合格」という逆転を遂げ、IPO審査を通過しました。
文章発表:
「一種新的専利権権属糾紛的抗弁類型-廈門卓元鼎彙工貿有限公司訴廈門米兹浄水和技有限公司専利権権属糾紛案速評(特許権帰属紛争の新しい抗弁形態、廈門卓元鼎匯工貿有限公司が廈門米兹浄水科技有限公司を訴える特許権帰属紛争案に関する一考)」
「対限制現有技術抗弁証拠提出時機的質疑(先行技術による抗弁証拠の提出時期への制限に関する考察)」
「関于専利法中誠信信用条款与過渡弁法若干問題的思考(特許法における誠実信用条項と経過措置の若干の問題に関する一考)」