知的財産権紛争

広聯達科技と海数宝科技案

2023年には、海数宝科技が広聯達科技等を訴えるソフトウェア特許権侵害紛争の6案件は、法院が原告の請求を却下するか、原告海数宝科技が訴訟を取り下げるか、次々と勝利を迎えました。

 当所は、顧客から委託を受けた後、直ちに関連分野の古参弁護士、特許代理人を招き入れてチームを作りました。証拠保全、技術比較などの難題について、当所チームは広聯達科技側のチームと充分な意思疎通を行い、緊密に協力することで、多くの重要な勝利を収めました。

 1)海数宝科技の3件の係争特許に対して起こされた無効宣告手続きでは、中国国家知識産権局が2件の係争特許に全部無効の裁定を、1件の係争特許に部分無効の裁定を下しました。

 2)広聯達科技と海数宝科技が深セン市中級人民法院で行った3件の特許の侵害訴訟案では、深セン市中級人民法院が当所の抗弁意見を受け入れ、3つの案件では、いずれも原告の請求却下と判決されました。

 3)広聯達科技と海数宝科技が広州知識産権法院で行った3件の特許の侵害訴訟案では、原告が訴訟を取り下げました。

 このシリーズ案では、劉軍弁護士、林燁弁護士、黄碧琪弁護士、呂戦竹博士、特許代理人蔣慧、特許代理人宣海燕等が当所チームを構成しました。

 当所はこの特許侵害シリーズ案に大量の人力と時間を注ぎ、北京と深セン両方の資源を取り合わせ、技術専門家と弁護士が分担するという作業形態で、顧客に満足のいく結果を出しました。この特許侵害シリーズ案で完全勝利を収めたのは、当所チームの技術専門家と弁護士が分担しつつ融合するという作業の特徴と作業形態の賜物だとも言えます。